JAPAN BRAZIL ART CENTER
 



開催概要

1908年4月28日、ブラジルへ向けた第1回日本人集団移住者を乗せた移民船「笠戸丸」は、2ヶ月におよぶ航海を経て、6月18日にブラジルのサントス港に入港しました。これが、集団による日本人ブラジル移住の始まりです。それから100年の時を経て、2008年。日本とブラジルでこの節目となる年を「日本ブラジル交流年」として盛大に祝おうと、全国でさまざまな行事や関連イベントが計画されています。

川崎市民ミュージアムでは、ジャパンブラジルアートセンターの主催で、ブラジルの現代美術作家17人の作品を紹介するほか、ブラジルの美術ジャーナリストが選んだ雑貨や民芸、ファッショングッズなどを通して、生活文化の多彩な表情を伝えるコーナーも設置されます。今年100歳を迎えた建築家オスカー・ニーマイヤーや、94歳ながら今も第一線でブラジルで活躍している日本人作家大江富江の作品も展覧できます。ブラジル関連映画や日本では未公開のダンス作品の映像も上映されます。